2005-04-30 長野が私を呼んでいる(前編)土曜日

_ 4時起きして何故だか機嫌が悪い(上にサングラスとケータイを忘れて同居人Mがフォローしてくれた)ことを自覚しつつ自転車で新宿へ出て輪行袋に詰め込む。今回は同居人ズ全員と友人K子さんと5人での自転車ツアーを同居人が企画したのでした。「あずさ」で一路「小淵沢」へ。駅ではポールさんが待っていてくれました。ポールさんはフリーライドアドベンチャーズの主催者であり今回のナビゲータ。コースも彼が組んでくれていたのです。ポールさんはとってもハンサム!(誰か写真提供してちょ)彼の車に自転車を積み込んで出発!

_ 小淵沢は道が広くて車が少なく風が心地よい所でした。大きな駐車場に車を停めて自転車を組み立て、自転車をレンタルしたK子と同居人Mは借りた自転車の試乗タイムです。自宅でくみ上げているという水をボトルに入れたものを一つお借りしてボトルケージに納め出発!広い舗装路をぐんぐん昇ったり下りたりします。途中から山道になり、急な上り坂に挑戦したり、徐々に難しい道にトライしていきました。午前中のハイライトは林を抜けたところに草原が広がっていたところへ息を切らしながらたどり着いた瞬間!なんだか空はびっくりするほど青いし、草は泣きたくなるくらい緑色でしばし言葉を失って倒れこむのでした。そこでポールさんと「自転車に乗るとスキーやスノボがうまくなるよ」てな話が盛り上がり、北海道は今外資系企業にどんどん買収されちゃって悲しいね、なんて話になりました。うーん北海道にも走りに行きたい!滑りに行きたい!

_ そこからさらに移動して車のある場所まで戻り、自転車を積み込んでポールさんのお宅へ。広々としていて薪ストーブと広いデッキがあります。日当たりもとても良くて大きなソファがあり、なんだかはじめて来たお宅じゃないみたいに寛いでしまいました。美味しいお水を沢山飲ませてもらい、フルーツたっぷりのヨーグルトソースのサラダと手作りハンバーグをやっぱり手作りのパンに野菜と一緒にはさんで食べるサンドイッチをお腹いっぱいいただきました。目の前で焼かれるハンバーグは最高でした。

_ ポールさんの奥さんにご挨拶したりお水を汲ませてもらったりしてから午後はゆっくりめのスタート。最初はひたすら緩い坂道を登ってゆきました。途中で気が遠くなってきましたがいつしか山道ゾーンへ到着。ここからは道なき道をひたすら進みます。途中に小川越えがあり、道には岩だの丸太だのがあって色んなところに体をぶつけました。舗装路とは全く違う楽しみをはじめて知って途中から笑いが止まらなくなる不気味な私。ゴールの頃にはなんだか寂しくなってしまいました。こんな楽しい世界があるなんて!

_ ポールさんの車に自転車を積み込んでホテルまで送ってもらい、ホテル前で握手で別れ、すぐに温泉へ。気づかぬうちにたくさんの切り傷を負ってましたが痛いのにも気づいていませんでした。ホテルの地酒風呂がとっても気持ちよくてお肌つるつる。夕飯の野菜バイキングで癒されて、これでワインが美味しかったら最高だったなぁ。。。

_ ポールさんに借りていたボトルを返し忘れた事に気づき「また今度来たときに返そうよ」なんて話をして就寝。まだ21時です。

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